ミルメヒディ工房の紹介
工房の歴史
アガゴル・ミルメヒディは「ミルメヒディ工房」の創設者です。彼は1932年に、かつてイスファハーン州の一部であり、現在はマルキャズィー州に属するジャスブで生まれました。16歳のときに手織り絨毯(じゅうたん)の制作を始め、初めての作品を完成させました。
彼が最初に織った絨毯は、コーカサス風の模様が施されたウール製のもので、サイズは2.5 × 3.5m。ネイビーブルーを基調とし、ジャスブで作られました。その後、彼はカシャーンの著名なデザイナーであるセイエド・レザ・ハーン・サネイ氏、アフサリ・カシャーン氏、サズヴァル氏らと協力し、デザインの幅を広げました。
彼は、これらのデザイナーが描いた下絵に独自の色彩感覚を加え、それをもとに絨毯を制作しました。初期の作品はすべてウール製で、織りの密度は30~40Raj(ペルシャ絨毯の織り密度を表す単位)。熟練職人たちによる繊細な織り、高品質な羊毛の使用、伝統的なデザインの採用、そして彼独自の色彩技術が組み合わさることで、彼の名声は瞬く間に広まりました。
工房の挑戦
ウール絨毯の製作だけでなく、彼はクムでシルク絨毯の制作も始めました。最初に手掛けたシルク絨毯は、6メートルの純シルク製で、シャー・アッバースィー模様を施したネイビーブルーの作品でした。彼のたゆまぬ努力と情熱により、クムにおいて最大級の手織り絨毯工房ブランドのひとつを築き上げました。
工房の特徴
ミルメヒディ工房の絨毯は、美しさと独創性に優れ、ペルシャを代表するデザイナーと協力して生み出されています。創設者アガゴル・ミルメヒディの独自の色彩技術が、作品に唯一無二の魅力を加えています。
また、最高品質のシルクと羊毛を厳選し、熟練の職人たちが伝統技法を守りながら高い技術で織り上げています。さらに、細部にまでこだわる徹底した品質管理により、完成度の高い絨毯を生み出し続けています。こうして、ミルメヒディ工房の絨毯は、世界中で芸術作品として高く評価されています。
工房の使命
現在、ミルメヒディ工房は創業74年を迎え、アガゴル・ミルメヒディとその息子たち(アリ、レザ、アボルファズル、モハンマド)の指導のもと、クムで最高級のシルクペルシャ絨毯を制作し続けています。
この工房の使命は、本場の伝統技術を受け継ぎながら、最高級の芸術作品を生み出し、それを世界中の人々に届けること。現在、ミルメヒディ工房の絨毯は世界中のギャラリー、美術館、邸宅を優雅に彩っています。
購入前に工房のサインを確認しましょう。
工房のサイン
サイン部分には、美しいペルシア語の書体で「クム・ミルメヒディ」と書かれております。作品の各部位にさりげなく織り込まれた工房名が見える絨毯はミルメヒディが工房を総じて製作した自信作の証拠であると言われます。
各工房には、それぞれ独特な色や柄の特徴があります。
色柄の特徴
ミルメヒディ工房の絨毯は、珍しい幾何学文様や小鳥たちの楽園をモチーフにした独自のデザインが特徴です。淡い緑や青を基調とした色彩は、数十年経っても色落ちせず、美しい発色を保ち続けます。また、一部の色には草木染めが使われ、自然の温かみが感じられます。
職人たちの想いが込められた作品は、織り目が美しく整い、まるで模様が動き出しそうなほど生き生きとした表情を持っています。丹精込めた織りによって、絨毯は単なる敷物を超えた芸術作品となっています。
Mirmehidi Atelier 的杰作《生命之树》以其柔和的色彩和错综复杂的编织为空间注入了生命力。
这幅波斯丝绸地毯精美地描绘了“生命之树”,这是波斯地毯的传统图案。生命之树出现在世界各地的部落仪式和神话传说中,象征着长寿和繁荣。它在波斯语中被称为“Drakhti”,在英语中被称为“Tree of Life”。对于生活在干旱地区的人们来说,这个图案象征着绿洲,是生命的源泉,鲜花和动物在那里聚集,营造出一个神秘的、宛如天堂般的地方。
地毯底色以蓝色和天蓝色为主,色彩运用之丰富,远超其他库姆丝绸地毯。最终呈现出极具艺术性且美轮美奂的色彩组合。栩栩如生的“生命之树”图案中,玫瑰、大丽花、茉莉等十种花卉竞相绽放,各种鸟儿在其间穿梭飞舞。丝绸的天然纹理赋予花鸟以立体感,仿佛跃然纸上。
副边框采用重复图案,两只鸟儿相对而立,中间点缀着一朵花,营造出整体平衡的视觉效果。此外,主边框饰以一系列精致的玫瑰花,与整体的蓝色底色和谐统一,凸显了大自然的勃勃生机。
这块地毯不仅是一件装饰品,更是一件蕴含生命与自然力量的艺术杰作。它美丽的色彩和精巧的图案赋予空间一种神秘的气息,使其在任何空间都显得格外独特。这件耗时22个月编织而成的杰作,堪称工艺精湛的典范,唯有出自知名工坊之手方能达到如此水准。
展示 55/55